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奮闘記 アメリカ編 エピソード2
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奮闘記 アメリカ編 エピソード2

NJ バッテンラーメン アメリカ

 

~2001年~

移住初の勤務地は、

NJのFortLee

にあるラーメン中心の店だ。

開店1ヶ月未満の新店舗だ。

最初に驚愕したのは、従業員に米国人が一人もいない事であった

。スタッフは、社員とアルバイトは基本的に日本人、

他はキッチンの下働きとしている

アル中のエクアドル人、

力士の様な巨漢で見た目怖いが心優しいエルサルバトル人、

若いヤンチャなエルサルバトル人

という英語苦手な中南米ヒスパニック系3人であった。

そんな環境なので英語での会話も一切ない。

お客様と接するアルバイトは語学堪能なので、

厨房内のコミュニケーションはもっぱら日本語かスパニッシュ。

朝出勤しての挨拶は「オラ」「ブエノスディアス」「おはよう」のどれか、

当然英語も知らない私はスペイン語も全く分からなかったので、

仕事覚えると同時にスペイン語の勉強もしざるおえない状況かこまれた。

NYやNJでもマンハッタン近郊は外国人比率が高く、生活環境によれば米国人と交流を一切しない日も少なくない。

系列店から応援に来てくれている日本人上司達は

何十年もアメリカ在住であるが日本語の訛りがすごい、しかも二人ともだ。

英語やスペイン語よりも上司である彼らとのコミュニケーションを取ることの方が難しく、

同僚が彼らと同郷に近かったので同時通訳をしてくれたが、

彼がシフト等でいない時の彼らとの世間話のヒアリングには日々困惑だったが、

二人とも凄く愉快で良い人達で良かった。

そんな職場でのとある日、

暇な時間帯にバイト一人と厨房が私一人で他は休憩に入っている時に、

アジア人が多い街であったが、珍しく米国人白人が一人で来店した。

最近は箸を使える人は増えているし、

一人での来店なのでこなれているんだろうな~と思っていた私は

、オーダーの【とんこつラーメンと餃子】を作り提供した。

彼は食べ方分からない様でホールスタッフに確認してから食べだした。

最初箸を使ってみたが、どうにも使いこなせない。

迷った彼はレンゲでスープを

一口、二口と飲みだし、いや、待てよ三口、四口・・・・・・

スープだけ全部先に飲んだのだ。

そして餃子をレンゲで食べ、

器から具だけを餃子の器に盛りかえて食す。

スープが全くなくなり、伸びきってしまった麺はレンゲでも切り易くなったのか、

雑炊をレンゲで食べる様に食べだした。

途中でスープ無いせいか、餃子のたれを麺にかけて食した。

ゆっくりと食べたからか、45分程かけて満足げな笑顔で完食。

そして食後はやっぱりコーラであった。

前菜・スープ

焼物・餃子

煮物・チャーシューなどの具材

主菜・麺

甘味・コーラ

アメリカ ラーメン バッテン

なんと箸が使えないからか、

彼の性格なのか、

ラーメン&餃子をコース仕立てにして食べあげたのだ。

これに対して当初「え~((+_+))」って思ったが

自分の先入観でスープは冷めないうちに、

麺は伸びないうちに等と思い込んでしまっていたが、

人の考え方って自由だし、当たり前と思い込んでいる事が

逆に進化を妨げる可能性もあるのかな~と考えさせられる一件であった。

その後のまかないで真似をしてみたが個人的には普通に食べた方が美味しく感じた。

そして翌日から店にはお客様用のフォークを用意したのは言うまでもない。

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