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2018年4月

2018年4月

奮闘記 アメリカ編 エピソード6

恐怖から生まれた知恵~

 

パッと頭を過ったのは、ミラノへ行った時に歩いていたら、

ホームレス10人位に囲まれて、お金を要求された時の事だった。

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2002年・冬・マンハッタンにて

 

今日一緒に飲む相手は、NJで勤務している後輩だったので、

仕事終わりにホットコーヒーを買い、待ち合わせのバスターミナルに着いたのは、夜12時近くになっていた。

そんな折に、彼からバスで到着まで30分以上かかりそうだと連絡を受けた。

NJから来てくれるので、遅くなるかもとは当初から聞いていたので、待ち時間で新聞を読もうと持参していた。

NYは寒い、この日も寒かった。紙カップに入ったコーヒーをクルクルと回しながら手を温め、指先の感覚が楽になって来たので、

ターミナル前の花壇縁に腰をかけ、新聞を広げて読みだした。

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新聞と言っても、日本語のジャピオンという生活した事ある日本人にはとても有名なフリーペーパーで、

10分位日本人スポーツ記事を読んでいると、

格闘技のK1で活躍されたレミーボンヤスキーさん似で、身長2メートルはありそうな人が近づいてきた。

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私の隣にワザとらしいさり気無さで座って、声をかけてきた

「ハロー。何してるの」

私は特に嘘を付く事もなく、普通に「友人を待っているんだよ」と答え、

「そうかぁ、俺ももうすぐLAから友達が来るから、その迎えに来たんだ」

すごくデカいし、強面だし、あまりいい予感しなかったので、早く会話切り上げたいと思った私は、

「そう、それは良かった。じゃあ俺も友達を待っているから。そして君も友達との楽しい時間を過して。」

と話を切り上げた。つもりだったが、

彼はまだ会話を続けた。

「実は俺昨日から何も食べていなくて・・・・・」「ふ~ん」

「それで友達が、もうすぐ来るって言ったじゃん」「ふ~ん」

「だけど、昨日から飯食えていない俺はお金がないから、友達にご飯を食べさせてあげられないんだ」「ふ~ん」

もうここまで来ると、次に言うセリフは当然、

「だから、お金ちょうだい」 あ~、やっぱり、

すかさず「ごめん、嫌だ」と答えると、

彼は立ち上がり、他の通行人や私の様に腰掛ける人に声をかけ出した。

ちょうどバスが着いたのか、人通りが多くなったので、

友達到着するんじゃないのか~と思っていたが、彼は色んな人に声をかけていた。

15分もすると人気は全くなく、さっきの人も色々断られていたっぽいけど、

視界からは消えたので、まぁ友達と会えたのかな~と思い、

こっちの後輩はまだ来ないと新聞を読み続けていると、

さっきの人が視界に入ってきた。もうどうせ金乞いだろうと無視していたら、

私の前に来て、「皆ダメだった。お金くれ」即答で目も合わさず「NO」と言った後に、

頭を過ったのは、19歳の時に専門学校の料理研修でミラノへ行った際、

自由行動の日にホームレス10人位に囲まれて、金を要求された。

子供も大人もいたが、そんな人数で一人を囲むのは、日本で言うところのカツアゲと全く変わらない。

19歳だったし、事実お金持っていないし、1円も払いたくないので、

日本語を大声で怒鳴り、周囲の注目を集めなんとか切り抜ける事ができた。

しかし、今はバス到着後の人波もなく、深夜という事もあって、

周囲には人気がない。都会の屋外であるにも関わらず、半径5m以内は

奴と私しかいない状況で、「NO」と言われた事に対し、鬼の形相になっている2メートルの

大男が目の前に立っているのだ。心の中でヤバイ、感じた瞬間。

彼は私の新聞を取り上げ、横に置いてあるコーヒーと共に、

地面に投げつけた。やばいよ~やばいよ~と焦りが募った瞬間に、

立ち上がった私の口から出た言葉は、放送禁止用語での罵りだった。

やっべ~、火に油注いじゃったと、極寒のNYで汗びっしょりの私に彼は、

いきなり胸ぐらをつかみ、今にも襲われそうになってしまった。

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170cmの小太りの日本人と2mはあるレミボンヤスキーさん似の黒人、

 

胸ぐらつかまれ、足が軽く浮く、人気がほとんどない。

ケンカして敵う算段もどうしても着かない。絶体絶命だと顔面蒼白になっていた。

その1~2秒位の間に、一筋の光明を見出した。

お金を払うのは悔しいし、本気のケンカしたくないし、相手が悪いのに謝りたくない、

日本人として馬鹿にされたくない。

そこで考えた苦肉の策が、近くにタクシーが何台か客待ちで停まっているのが見えたので、

彼らに届くように、彼の胸ぐらをつかみ返しながら、腹の底から声を張り上げて、

日本語で怒号を放った。私が殴られるのと、タクシーの運転手達が駆けつけてくれるのとは

カケであったが、泣き寝入りだけはしたくないと、虚勢を張った。

その後の数秒間は何時間にも感じる位長く感じていたが、

彼が拳を振り下ろす前に、タクシーの運転手達3人が駆け寄ってくれた。

「お前ら何やってんだ、ポリス呼ぶぞ」との運転手からの言葉に、

彼は手を放し、バスターミナルとは別方向へ去って行った。

友達の話はなんだったんだ?そうれ自体嘘?ただ単に金乞いだけ?など

今でも真相は分からないし、さほど興味ないけど、

来てくれたタクシーの運ちゃんと話すときは、まだ心臓バクバクと音が聞こえる位になっていたけど、

「本当にありがとう。来てくれなかったら、俺死んでいたかも」などと言ったら、

彼らも「間に合って、良かった」などと和む事ができた。

あの大声が間に合わなかったらと思うとゾッとするけど、

なんとかなって良かった機会だった。

当然、そのあと後輩と飲んだ時は終始その恐怖体験が酒の肴になったのは、言う迄もないです。

その後、他の場所で同様に金乞いにあった時は、

罵声、怒号などすると、心身共に疲れるし、下手したら命の危険を感じると思ったので、

大事に至らなかったが、今回の事を教訓に思いついた技での対応を画策した。

 

それを使う機会はさほど遠くはなかった。

場所も季節も違ったが、また人気がない所で、

「俺、昨日から何も食っていないから、お金くれよ~」と

近づいてくる男がいた。

そこで私は

「え~、まじ~、俺も、俺も。俺は3日前から飯食ってないんだよ~。

なんか食い物でも良いから頂戴」って返した。

相手は焦って&笑って、和やかな雰囲気に慣れた。

 

これを機に、口頭で金乞いには、この作戦を今でも実用しています。

やっぱり、日本人なら払うだろ~と思われたり、日本人はカモと思われるのも癪だし、

ケンカになっても勝ち目が薄い場合も多いし、凶器を持っている場合もある、

それらに対抗するには笑いにする事が一番平和な解決なんだと思う知恵でした。

お笑い芸人さんみたいに高度な笑いはできませんが、

危険回避はユーモアで対応できる人を今後も目指していきます。

 

何か、おすすめの危険回避方法ご存知の方は教えて下さい。

 

※※※レミーボンヤスキーさんはお会いした事ありませんが、本当の格闘家だし、

スポーツジムのサウナで会った事のある友人はとてもいい方だったとの美談ありましたので、

絶対こんなことしない方だと思います。たまたま顔つきが近しい気がしたので紹介させて頂きました。

 

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